キヤノンRFレンズに初のパンケーキレンズが登場！

7月上旬発売　オープン価格（メーカーオンラインショップ価格／48,400円［税込］）

●全長約24.7mm（収納時）の薄さで持ち歩きの軽快さが最大の特徴

●小型軽量でありながら画面周辺まで高画質を実現

●フルサイズ機で28mm、APS-Cサイズ機で45mm相当の使いやすい画角

製品ラインアップが充実してきたキヤノンRFレンズに待望の「パンケーキ」タイプ単焦点レンズが出現した。スナップ撮影などに活躍する、超薄型モデルだ。

レンズの全長を極端に短く設計し、パンケーキのように平たいスタイルに仕上げた単焦点レンズは「パンケーキレンズ」の通称で、フィルム一眼レフカメラの時代からその外観や機動性の高さで愛されてきた。RF28mm F2.8 STMは、キヤノンRFレンズとしては初のパンケーキタイプ単焦点レンズ。約120gの軽さと、全長約24.7mm（収納時）の薄さは、カメラに付けていることを忘れるほどの軽快性だ。カメラにレンズを装着し、ストラップで首や肩から提げて歩くような際にも、レンズ側が下を向いたり、重さで機材がグラグラと動いたりしないので、旅先や街歩き撮影が快適に行えるのがなによりもの魅力点。

非常にコンパクトな設計ながら、大口径・高精度のPMo（プラスチックモールド）非球面レンズをセンサー側（後方側）に3枚配置することで、収差を良好に補正。単焦点ならではの高い描写性能を達成している。フルサイズ機では28mm、APS-C機では換算45mm相当の画角を持つ単焦点レンズとして、美しい描写での撮影が軽快に楽しめそうだ。

価格もオンラインショップで５万円を切るリーズナブルな設定であり、EOS Rシステムユーザーにとっては「１本あると何かと便利なジャマにならないレンズ」として、撮影をより豊かなものにしてくれる存在になるだろう。